香港の貯蓄型保険は日本在住の日本人も契約できる?
- 鈴木
- 2月7日
- 読了時間: 3分
更新日:2月7日
結論から言うと『YES』です。
中には、『香港オフショアツアー』と題して、香港に行った人だけor香港に住んでいる人だけが契約できると案内している紹介者もあるようですが、実際は違いますので、そのような紹介者に会ったら要注意です。
しかしながら年々、日本在住の日本人が契約できる保険は減っているのも事実です。
そもそも、香港の貯蓄型保険はどんな人が契約できるのでしょうか?
それは、『国籍×住所×保険会社』によって契約可否が変わります。
イメージしやすいところでいうと、例えば『国籍&住所:ハイリスクカントリー』の場合、契約を受け入れてくれる香港の保険会社はなかなかないでしょう。
では、ハイリスクカントリーではない『国籍&住所:日本』で、契約を受け入れてくれない香港の保険会社があるのでしょうか?
昔は、AXA香港やマニュライフ香港等、いくつかの香港の保険会社は日本在住の日本人の契約を受け入れていれてくれていましたが、今は現在はサンライフ香港とCTFライフ社(旧:FTライフ社)くらいでしょう。
『日本でもAXAやマニュライフは契約できるのでは?』
と思われる方もいるかもしれませんが、日本と日本以外のAXA、マニュライフでは取り扱っている商品が違います。なので、日本のAXAやマニュライフに問い合わせをしても香港の貯蓄型保険ほどよいリターンの商品は販売していません。
なぜ、日本在住の日本人を受け入れてくれる保険会社が減ったのでしょうか?
理由は様々言われていますが、かける労力やコストに対して売り上げが見込めない日本市場の規模であったり、日本国内のお金を海外に流出させたくない日本政府等々の圧力であったりと、色々あるようです。そのため、香港の保険会社もIFAも日本では営業活動を行ってはいけないことになっています。
『そんなこと言うのであれば、日本でも同じようなリターンが得られる貯蓄型保険を作ってよ!』という感じですよね。

残念ながら、現在日本には香港の貯蓄型保険ほどのリターンが期待できる金融商品はありません。日本国内の銀行の利回りも保険の利回りも、雀の涙ほどです。。。なんなら、このペースでインフレが進めば、日本の銀行や保険で運用している資産の実質的な価値は下がるでしょう。だからといって、日本の銀行が急激に金利を上げたり、保険の利回りが香港の貯蓄型保険程よくなったりするのは、非常に可能性が低いですよね。
受動的に日本で生活をしていると、日本語の限られた情報しか得ることができませんが、
将来の老後資金や教育資金等について能動的に情報を探すと英語ができなくても、海外の資産形成について情報を得ることができます。
今は、そのようにして香港の貯蓄型保険について情報を得て、IFAに連絡をとる必要があります。そうすれば、日本在住の日本人の方も、郵送あるいは香港に来港して貯蓄型保険の契約をすることができます。
今も日本在住の日本人の契約を受け入れているサンライフ香港とCTFライフ社。
保険会社として歴史や格付けがよいのはサンライフ香港ですが、予定解約返戻金の増え方を重視される方は、CTFライフ社の商品も魅力的でしょう。
商品について詳細は、各IFAに問い合わせしてみてくださいね。
▼日本人向けIFA
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