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FRB利下げが香港の貯蓄型保険に与える影響

  • 執筆者の写真: 鈴木
    鈴木
  • 9月18日
  • 読了時間: 3分

ついに、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年初となる0.25%の利下げを実施し、政策金利を4.00%~4.25%に引き下げると発表しましたね!これは昨年12月以来、6会合ぶりの利下げとなる歴史的な政策転換です。さらに注目すべきは、FRBが2025年内にさらに2回の利下げを見込んでいること。


この政策変更は、単に米国内の経済動向にとどまらず、グローバル金融市場、香港の保険市場に大きな影響を与えるでしょう。


米国の政策金利

では具体的に香港の貯蓄型保険にどのような影響があるのでしょうか?

直近で予想されるのは、前納金利が下がることでしょう。


香港の貯蓄型保険は一般的に、2年払いや5年払いという保険料の払込期間がありますが、それらの保険料を契約時に一括で払うことを、全期前納(一括払い)といいます。保険料は、全期前納<年払い<半年払い<月払いの順番で高くなるので、できるだけまとめて払った方がお得です。


前納金利とは、全期前納(一括払い)の支払方法の場合に金利がつき、払込保険料総額から割引されます。この金利が、米国政策金利の上昇と共に上がっていたので、サンライフ社もCTFライフ社も2025年9月時点では、過去最高の前納金利(割引額)となっていたのです。


例えば、日本人にも人気のあるサンライフ社サンジョイグローバル2とマイウェルス2の2025年9月の前納金利はこちら

商品名

払込期間

前納金利

サンジョイグローバル2

2年払い

5.5%

サンジョイグローバル2

5年払い

初年度5.5%/2-4年目4.8%

マイウェルス2

2年払い

米ドル 年間保険料50万米ドル以上:前納金利 10.1% 年間保険料50万米ドル未満:前納金利 7.1% 香港ドル 年間保険料64万香港ドル以上:前納金利 4% 年間保険料64万香港ドル未満:前納金利 3%

マイウェルス2

5年払い

米ドル 年間保険料8万米ドル以上:前納金利 5% 年間保険料8万米ドル未満:前納金利 4% 香港ドル 年間保険料64万香港ドル以上:前納金利 4% 年間保険料64万香港ドル未満:前納金利 3%

例えば、サンジョイグローバル2_年間保険料50,000米ドル×2年分全期前納一括払いの場合、上記の前納金利が適用されると以下の保険料割引が受けられます。

商品名

払込期間

割引前保険料総額

割引後保険料総額

サンジョイグローバル2

2年払い

100,025.64米ドル

96,419.01米ドル

割引額は、100,025.64米ドルー96,419.01米ドル=3,606.63米ドル!

1米ドル=150円で計算すると、3,606.63米ドル×150円=540,994.5円!

なんと、約54万円も保険料が割引となります。


某保険会社は来月から前納金利を下げることがもう決定されているようですが、FRBは2025年内にさらに2回の利下げを見込んでいるとのことなので、もしかしたら他の保険会社の前納金利も下がるかもしませんね。


前納金利は大体月末~月初に発表されますが、発表されてから締切までが短いので、気になる方は各保険会社のホームページやキャンペーン情報を告知しているIFAのホームページを定期的にチェックしてみてくださいね!






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