香港保険の全期前納とは?
- 6月2日
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香港の貯蓄型保険には、月払いや年払い等の支払い頻度がありますが、その他にも『全期前納(ぜんきぜんのう)』という支払い方法があります。
保険料の全期前納とは、保険料の払込期間全体(例:2年払いや5年払いなど)で支払うべき保険料の総額を、契約時に一括して保険会社に預け入れる支払い方法のことです。
一見すると「一括払い」と同じように思えますが、仕組みや保険金の計算方法に明確な違いがあります。以下にわかりやすく解説します。
1.全期前納の基本的な仕組み
全期前納では、まとまった資金を契約時に一度支払いますが、保険会社側ではそれを『前納金(デポジット)』として預かります。
毎年の払込期日に、預かり金から1年分の保険料を順次充当していく形をとります。
預けている未充当のデポジット部分には、保険会社所定の割引率(前納利息)が付与されることが多く、毎月・毎年払っていくよりも総支払額が安くなります。
2.『一括払い(一時払い)』との違い
『一括払い(一時払い)』と『全期前納』は、支払うタイミング(契約時)は同じですが、保険契約上の扱いが異なります。
項目 | 一括払い(一時払い) | 全期前納 |
保険料の充当 | 契約時に全額が一度に保険料として充当される | 保険会社に一旦預け、毎年/毎期の期日に順次充当される |
途中で解約・死亡した場合 | 保険金や解約返戻金のみが支払われる | 未充当の保険料(残りの前納金)が戻ってくる |
返戻率の立ち上がり | 初年度から全額充当されるため、解約返戻金の増え方が早い傾向にある | 年ごとに保険料が充当されていくため、初期の返戻率は緩やか |
※香港の貯蓄型保険(例:CTFライフのウェルネスシリーズなど)では、一括払い(1年目に全額充当)と全期前納(2年払い等で事前にお金を預ける形)で、解約返戻金の立ち上がりスピードや損益分岐点に差が出ることがあります。
3.全期前納のメリットとデメリット
総支払保険料が安くなる(割安になる):前納割引(または金利効果)が適用されるため、年払いや月払い等、期日ごとに払うよりもトータルの払込額を抑えられます。
保険料払込期間中の早期解約:まだ保険料としてプランに充当されていない前納金は、契約者にそのまま返金されます。
例:5年払い全期前納で契約し、3年目で解約した場合。その時点の解約返戻金と充当されていない2年分の保険料がそのまま返金されます。
払込の手間や未払いのリスクがなくなる:契約時に一度払い込めば済むため、資金不足などによる契約失効などの心配がありません。
例:2年払いを年払いで契約し、2年目の保険料の保険料が払えなくなってしまった場合、プランは強制解約となります。
★注意点★
1.まとまった手元資金が必要:契約時に総額保険料分のまとまった資金を準備する必要があります。
2.途中解約時の解約控除:プランに未充当のデポジットは戻ってきますが、すでに充当された保険料部分に対する解約返戻金は、契約初期段階だと払い込んだ額を下回るリスクがあります。
まとめ
『保険料全期前納』は、「手元にまとまった資金があり、将来の払込の手間を減らしつつ、割引や利息の効果で総支払額を抑えたい」という方に適した支払いプランです。
香港の貯蓄型保険を検討する際も、この『全期前納(デポジット式)』なのか『完全な一括払い』なのかによって、将来の返戻率や資金の増え方が変わってくるため、事前に商品毎の違いをシミュレーションで確認しておくことが重要です。
★注意点★
余談ですが、『年間保険料3万米ドル×2年払い=保険料総額6万米ドル』と『一括払い6万米ドル=保険料総額6万米ドル』は、お客様の立場からすると保険料総額(割引前)は同じですが、実は保険会社からイントロデューサー(紹介者)やIFAに支払われるコミッションは違います。
一般的には、前者の『年間保険料3万米ドル×2年払い=保険料総額6万米ドル』の方がコミッションが良くなります。
そのため、一括払いの商品の方がいい商品内容・高い返戻率にもかかわらず、全期前納の商品や年払い等を勧めてくるイントロデューサーやIFAがいたら要注意です!
例)CTFライフ社のマイウェルス2(全期前納)とマイウェルスビヨンド(一括払い)など

このブログで何度もお伝えしていますが、イントロデューサー経由で申し込みをするメリットは一つもありません。後悔しない契約のためにも、契約後にしっかりしたアフターサポートを受けられるようにするためにも、香港の貯蓄型保険を検討されてる方は、IFAに直接連絡を取り、IFAから直接申し込みするようにしましょう!



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